有名大学を首席で卒業、大手商社のトップセールスマン、高級マンションで外車を保有…等々、境界線の曖昧さを巧みに利用して、自分を大きく見せる輩は多くいますが、小池さんが凄いのは(ここでは敢えてさん付けで)、インターネットも携帯電話も普及していない1971年、当時19才で金もなく、アラビア語もできない女の子が単身・片道切符でカイロへ渡ったということ。
中国やアメリカさえも遠かったであろう50年以上も前に、中東フィールドに目をつけるというのは、やはりタダ者ではないと思わせますよね。
然しながら、何をしているのかよくわからない役職や肩書の人は、一見凄い人のように思えるけど、実は何もしていない……というオチはよくありますが、やはり彼女の狙いもそこにあったのではないかと思えます。
本当に、カイロ大学に通っていたのか?
という疑惑はさておき、小池百合子のアラビア語力もかなり怪しいようです。
とりわけ日本人にはニッチな分野であるが故、見抜くのは難しいのでしょう。
「ニーハオ、ニーハオ」と笑顔で挨拶している所を見て、中国語がペラペラと勘違いする人は流石にいないと思いますが、アラビア語だと何か凄く深みのある話だと思うかもですね。
それにしても多くの整合性のとれた証言・証拠がありながら堂々と東京都知事を務める小池百合子、さらにはこの自分語りを、あたかも真実のように伝えるメディアの浅はかさ…
全体を通して、暴露本というよりはほとんどコントとも思える内容で、皮肉なもので大嫌いだった小池百合子が寧ろ好きになってきた。
こういう人は私の周りにもいますが、とにかく自分とは流れている血が違い過ぎて…
良し悪しは別として、平気でウソをつくことが出来るのもひとつの才能ではないのか?…
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